『音楽運動療法入門』日刊ゲンダイ書評
12/8 日刊ゲンダイに『音楽運動療法入門』が書評されました。
人間の脳の深部には、「脳幹」と呼ばれる部位がある。音を感じたり眼球を動かしたりする“感覚神経”や、体を動かす“運動神経”など、人間が生きていく上で非常に重要な機能をつかさどっている部位だ。
この脳幹の覚醒反応を促し、脳疾患などによるさまざまな機能障害の回復を図る方法が、野田燎著「音楽運動療法入門」に記されている。…重要なのが、この場合の音楽は、CDなどに録音されたものではなく、生演奏を聴かせることである。抗重力姿勢での上下運動刺激と、この動きに合った音楽刺激が組み合わさることで、脳幹の機能が活性化し、高いリハビリ効果が表れるのだという。
テレビで紹介された重度脳障害の井上智史君や、6週間後に縄跳びができるまで回復したパーキンソン病の患者さんの例をはじめ、自閉症、末期がん、認知症、植物状態など症例ごとのケース報告が豊富です。そうした患者さんの介護に携わるご家族、医療関係・福祉関係の方におすすめです。
