
表紙絵=大竹伸朗
11月の新刊『SPT07』
『SPT07』が11/25頃発売になります。野村萬斎さんが芸術監督を務める世田谷パブリックシアターの理論誌で、今年4月末刊行した『SPT06』に続く7号目です。
今号の特集は「古典のアップデート」。世田谷パブリックシアターの「現代能楽集」シリーズにスポットライトをあて、古典の知恵と洗練を現代に還元する方法論と意義を問います。狂言の野村萬斎、作家の京極夏彦、俳優・演出家の美輪明宏、落語の柳家喬太郎の四氏へのインタビュー、識者の論考、ハイバイ主宰の岩井秀人氏ら注目を集める劇作家・演出家13人へのアンケート、11月公演「現代能楽集」第5弾の演出を担当する劇団ペンギンプルペイルパイルズ主宰の倉持裕氏と野村萬斎氏とのインタビューなど、盛りだくさんの内容でお届けします。
■目次より
SPT072010 NOVEMBER
表紙 表紙の言葉 大竹伸朗
特集 古典のアップデート──翻案・脚色・置換の方法論
いかにアップデートするのか──舞台芸術、話芸、創作における方法論
インタビュー 現代を生きることこそが古典のアップデートにつながる・・・・野村萬斎インタビュー 古典のすごさ面白さを今の時代に有効たらしめること
「アップデート」ってそういうことです。・・・・・・・・・・・京極夏彦
インタビュー もういさぎよく、未練たらしい「新しくしましょう」
という考え方はやめたほうがいいですね。・・・・・・・・・・・美輪明宏
インタビュー あえて古典落語をいじらずにスタンダードに演じて
客をひっくり返したい、そういうアップデートもありだと思う。・柳家喬太郎
古典と現代を結ぶ試み──能狂言、歌舞伎、現代演劇からのアプローチ
論考 「現代能楽集」の挑戦・・・・岡本 章論考 能狂言と現代をつなぐ──新作能『野馬台の詩』脚本を作成して・・・・小田幸子
論考 市川亀治郎の場合は・・・歌舞伎俳優は伝統をいかにアップデートするか・・上村以和於
論考 「現代能楽集」と私の距離・・・・坂手洋二
私の「古典」の活かし方──気鋭の劇作家・演出家13人に聞く
岩井秀人/木内宏昌/木ノ下裕一/関 美能留/谷 賢一/中野成樹/中屋敷法仁/永山智行/鳴海康平/長谷川 寧/深津篤史/松井 周/明神 慈世田谷パブリックシアターの「現代能楽集」シリーズ
──第五弾『「春独丸」「俊寛さん」「愛の鼓動」』をめぐって
インタビュー 「現代能楽集」には「夢と現が混在した世界」を描ける楽しさがある・・・・野村萬斎+倉持 裕
インタビュー 普遍的でシンプルなドラマの部分が残ったのが古典
それをゆっくり噛みしめて味わいたい。・・・・倉持 裕
資料 世田谷パブリックシアターの「現代能楽集」シリーズ
