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7/6-7 立教大学
「人知の営みを歴史に記す
中世・初期近代インテレクチュアルヒストリーの挑戦」

「人知の営みを歴史に記す」ポスター

今週末の7/6(金)-7(土)に、立教大学にて公開シンポジウム「人知の営みを歴史に記す 中世・初期近代インテレクチュアルヒストリーの挑戦」が開催されます。これは同大学文学研究科史学専攻、文学部史学科主催。中世から17世紀の初期近代にかけてのヨーロッパ精神史めぐり、若手研究者が講演します。以下に立教大サイトの紹介文を引用します。

従来、西洋思想の歴史は、キリスト教会が支配する迷信に満ちた前近代世界からガリレオやデカルトにより理性的かつ合理的な近代世界へと移行するという単線的な理解の下、描き出されてきた。しかしながら、その迷信に満ちたと思われた中世・ルネサンスは、実のところ、ギリシア・ローマ時代の思想をその時代独自の作法で読み解いた、創造的な時代であったという理解へとシフトしつつある。本シンポジウムでは、14世紀から17世紀にかけて執筆された説教、古物論、神学書、建築書、自然科学書といった、従来の思想史では見落とされていたテクストに光を当て、近代的な合理思想という教科書的な道筋とは異なる、西洋思想のもう一つの歩みを明らかにする。

まさしく工作舎の〈ヨーロッパ精神史〉路線につながる企画! そのため、会場でのブックフェアに参加します。『記憶術と書物』『ジョルダーノ・ブルーノとヘルメス教の伝統』など17点を特別価格にて販売します。ブックフェアには白水社、八坂書房、勁草書房も出品するそうです。一般の方も聴講できますので、ぜひ足をお運びください。



[シンポジウム詳細]
日時 2012年7月6日(金)15:00〜18:00、7月7日(土)10:00〜18:00
場所 池袋キャンパス 太刀川記念館3階 多目的ホール
   ※申込不要、入場無料
主催 立教大学文学研究科史学専攻、文学部史学科
共催 立教大学史学会
問合せ先 立教大学 学部事務1課 TEL:03-3985-2530




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