10/9 読売新聞にて高山なおみさんが
『僕はずっと裸だった』を紹介
2016年10月9日 読売新聞「本よみうり堂」の高山なおみさん(文筆家・料理家)読書コラムで、田中泯著『僕はずっと裸だった』をご紹介いただき、大きな反響がありました。
からだの内側に眼を向ける
…この本を読んでいると、ここにある、ただひとつの自分の確かなからだ、その大もとに戻ってゆくような感じになります。からだの奥で動いている音を聴く、お腹が鳴って、じいんとして、むずむずが広がる……を味わいながら、私は読んでいる。するとそのうちすべてを吐き出したいくらいのあがらえない眠気がやってきて、ひきずられるように眠ってしまう。意識がはずれたま新しいからだに、泯さんの言葉がしみ込んでゆく。…
…わずか5分ほどの昼寝を終え、私はまたページをめくる。この本の至福の読み方です。
高山さん、素敵なご紹介ありがとうございました!