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ワルヤ・ラバテルのじゃばらの記号絵本シリーズが大好きで、似たような発想をコンピュータでできないかと思っていたが、望月氏がそれに答えてくれた。シンデレラ・ストーリーの登場人物をオブジェ化して抽象世界に遊ばせたもの。『丸と四角』(ジャン・アッシュ構成、さ・え・ら書房、1975年)というフランス童話集の有名な絵本でも抽象図形の「シンデレラ」が描かれていておおいに参考になった。「投げ込み」にラバテル判も含めたこの3册のキャラクター比較をのせた。カバーのみ赤と少部数だけ緑の2種類用意した。カバーのコーティングをマットニスとツヤニスで塗り分けたがほとんど効果がでず、無駄金を使ってしまった。カバー裏にスミベタ1色をしいたが、その後カバー裏印刷路線の萌芽でもある。シンデレラ物語の構成はオリジナルに大分近いものになってしまったが、どうせサブカルチャーなんだから、こちらのシンデレラ物語にたいする意見を反映してもよかったのでは、と刊行後思った。いちおう押さえとしてそのあたりの消息を「投げ込み」に込めてみた。本表紙、見返しに初めて高価な《くびき》という紙を使い、〈牛若丸〉の何冊かの主流となる。


CINDERELLA / Sumitto Mochizuki & Honomu Kitamori

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