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誰が書き起こしたのかアダムスキータイプの円盤の図面に触発されて、世界のさまざまなところで目撃されたといわれる、有名だがあいまいな目撃情報をもとに、想像をまじえて澤地さんに描いてもらった。あいまいさにあいまいさを重ねたら、この世ならぬ美しくもかわいい、円をもとにした幾何図形ができあがった。カバーの穴空けは、ティム・バートン監督の火星からの侵略者映画『マ−ズ・アタック』のオープニングの、円盤の大群が地球をめざして整然と飛んでいるところの俯瞰シーンをイメージしたものである。型代だけで14万円もしたが、その効果はあったように思う。もちろん全ページ蛍光インクベタシキというのもコスト面で勇気が必要だった。蛍光インクはオレンジとグリーンを用意した。もちろん空飛ぶ円盤の図面という真偽不明の感じが気に入っているし、空飛ぶ円盤年表は力作と自負している。書名の『円盤物語』は赤瀬川原平の同名の本から転用した。書名が、得意の〈から押し〉だけなので判別しづらいが、カバーの188個の丸い穴がムードを補っていたと思う。



Hi-story of the flying Objects / Yukimasa Matsuda & Mayumi Swachi

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