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カバーは非売品のピンクと市販用の銀という2種のカラーでつくった。
造りは、ミニ・ダイアグラムなどのヴィジュアル系をヨコ組、テキストをタテ組という二分冊を1冊にした本。レイアウトは13を基準としたグリッド・デザイン。
見た目より軽い本にするために、表紙は地券紙、見返しはクラフト紙、本文ホワイトナイトというスウェーデン製の軽くてまあ安めで束のでる紙にした。

軽い本のルーツ2冊
1.戸田ツトムデザイン、カルヴィン・トムキンス著『優雅な生活が最高の復讐である』 手に持ったときの見た目よりはるかに軽いさまは衝撃的で、本文用紙の大半がコミック紙で一部OKミューズカイゼルだった。コミック紙が上製本の本文に使われたのはおそらくこれが最初だと思う。戸田ツトムさんは、DTPとかコンピュータで一世を風靡する前は紙などの素材とか、本のしつらえに凝ったいい仕事をしていた。
2.もうひとつ戸田デザイン、日本で前衛詩運動の立役者、プラスティック・ポエム(造形詩)を主張した北園克衛著『2角形の詩論』

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本文からダイアグラムの抜粋

マルセル・デュシャンの大ガラスの記号化。

わかりづらい大ガラスを整理して循環する様子を表現。独身者の性的エネルギーが花嫁の恥じらいのエネルギーと出逢ったときが最高の状態だという。独身者のエネルギーが弱いと花嫁の衣裳を持ち上げられず、花嫁の恥じらいのエネルギーとも出会うことができないらしい。
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映画「スーパーマン3電子の要塞」の
オープニングのダイアグラム化。

美人にみとれた男が柱にあたってよろけ、ペンギンのおもちゃが動き出す。そこにローラースケート女が飛び込んできてバランスをくずし、ホットドッグの屋台にぶつかり、屋台が電話ボックスに当たって倒れ、それが花屋をつぶし、繋がれていた子犬が逃げだし…因果が因果を呼ぶ。
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モンドリアンの直線にこだわった歴史。

20世紀はじめは「直線」が重要な造形理念として着目されはじめた時代。モンドリアンの場合は水平・垂直線で対角線の使用で仲間ともめたこともあった。
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かつて差別的使われ方をしていた
ストライプがモダンな意味を獲得するまでの歴史。

ストライプが自由のイメージを獲得したのは、アメリカが建国に際してイギリスにたいする反抗の印として13本のストライプを使ったことがフランス革命まで波及した。今は2ビットの宿命か、バーコードに使われるなど、管理するための識別用になっているが、かつて奴隷・召使いを識別するために使われたことを思えば歴史の皮肉であり、一種のジョークだ。 日本の紋章モダニズム・カタログ。
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日本の紋章のなかにはバウハウスで考案されたといってもおかしくないモダンなものが多い。紋章の役割は戦場でわかりやすく敵味方を判別しやすいということが基本だったのでシンプルでより洗練された形が好まれた。
zz 古今東西の言語による「カミ、kami」の表記リスト。

同じつづりが言語が変わると見え方がどれだけ変わるか、をテーマに文字のかたちにこだわってみたもの。いわば、昇華された記号としての言語の文化的な違いによる抽象化する技術のカタログ。 左はしはその存在の真偽が疑われている神代文字リスト。その幾何図形的文字のかたちは、古代のものかどうかとは別に魅力的である。














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