神保町ブックフェスティバル2018御礼
2018年10月27日（土）・28日（日）の神保町ブックフェスティバルは、おかげさまで大盛況で終了しました。ご来店いただいたみなさま、どうもありがとうございました。
ちょっと傷んだ本などを2日間限定の特価で販売することに加え、昨年に引き続き、紙型も販売しました。活版印刷の時代、ページごとに組まれた活字組を保存するために、組み上げた印面の上に特殊な紙を載せ、加熱・加圧して、紙製の鋳型が作られていました。増刷の際には、この紙型に鉛を流し込み、鉛版を作って印刷したものです。
昨年の野尻抱影『大泥棒紳士館』に加え、レオ・レオーニの『平行植物』の紙型を販売したところ、初日の午前中で瞬く間に売り切れ。夕方に追加しましたが、それも2日目の開店と同時に完売しました。
昔を懐かしむ人、活版印刷を知らない若い人、1枚1枚見比べて買う方、まとめて買う方など、多くのお客さまが興味を示してくださいました。また、買えなかったみなさま、すみませんでした。多くの読者と触れ合うことができ、楽しい2日間でした。来年またお会いしましょう。
