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『親鸞への接近』増刷 &
図書新聞読書アンケート


『親鸞への接近』


2018年8月に刊行した四方田犬彦著『親鸞への接近』
●10月7日付読売新聞・苅部直氏評「絶対へのまなざし」、
●10月7日〜11月4日 北日本新聞など地方紙24紙に藤沢周氏評「緻密さに「他力」の妙味」、
●10月12日付 週刊読書人 島田裕巳氏評「42年前の思い出 「新約聖書」をモデルに 『教行信証』から『歎異抄』へ」、
●10月6日付と13日付 図書新聞 稲賀繁美氏評「ひとはいつ・いかにして親鸞に呼ばれるのか 日本信仰思想史における宿命の周期律 前・後」など、
力のこもった書評が相次ぎ、おかげさまで12月10日に増刷ができあがりました。

さらに図書新聞の年末恒例の「18年下半期読書アンケート」に、日本近現代史の鶴見太郎氏が本書をあげてくださいました。

「かつてユーゴ内戦の傷跡が生々しいコソボで学生を前に、「悪人正機」を素材としながら、それを伝えきれなかった原体験を経て、著者は親鸞の世界へ誘われていく。…」

どうもありがとうございました。

『親鸞への接近』は著者・四方田犬彦さん渾身の書下し。関心はあるけれど、500頁を超える大著ではなかなか手が出ないというみなさま、正月休みは絶好の機会、ぜひお読みください。





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