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6月の新刊『社会実装の手引き』


『社会実装の手引き』大

6月の新刊は、『社会実装の手引き——研究開発成果を社会に届ける仕掛け』
こども、高齢者・弱者支援、環境問題など、生活に深く関わる問題の解決に向けた研究開発は数多く行われています。しかし、その成果が社会で活用されることは容易ではありません。国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の社会技術研究開発センター(RISTEX)は、そうした研究開発が社会で実践・普及されること=「社会実装」を支援してきました。本書は、48の実例をベースに社会実装の経験とノウハウを知る1冊。

社会の問題を解決するために必要な活動です。社会に役立つ科学「社会技術」に関心をもつ研究者、行政や自治体の関係者など、ぜひお読みください。


[社会実装の例]
  • 「釜石の奇跡」を生んだ津波防災啓発活動を全国へ
  • 睡眠時無呼吸症の診断でバスの居眠り運転事故を防ぐ
  • 医療保険が適用された発達障害の特性別評価表
  • 虐待する親の更正と家族機能の再生を目指す
  • スクールソーシャルワーカーの育成と普及へ
  • LED照明の街路灯で農作物の光害を防止する
  • 肢体不自由者のためのジョイスティック運転車両

  • 四六判並製、248頁、本体1200円+税。刊行は6月末ですが、書店には7月上旬に並ぶ予定。



    ■目次

    はじめに
    第1章 社会実装の具体例
    第2章 社会技術研究開発のすすめ方
    第3章 社会技術研究開発の考え方
    おわりに

    ■JST-RISTEX(ジェイエスティー・リステックス:
    国立研究開発法人科学技術振興機構 社会技術研究開発センター)

    社会技術研究開発センター(RISTEX)は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の一組織。21世紀の人類・社会が直面する重要な問題(環境・エネルギー、少子高齢化、安全安心、医療・介護など)を解決するために役立つ成果を創り出すことを目指して研究開発・支援を行う。研究開発から生み出される成果や技術を、社会で実際に有効に活用できるものとして還元することにより、人々の生活を幸福で豊かにすることを目指しています。




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