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イシス編集学校コラボ【多読ジム×工作舎】
虫愛づる三冊


【多読ジム×工作舎】

松岡正剛さんが校長を務めるイシス編集学校。[多読ジム season11・夏]の[”版元読み”エディストチャレンジ]に工作舎をご指名いただき、編集の田辺澄江が 『わたしはイモムシ』 『蟲虫双紙』 『ガラス蜘蛛』 の[虫愛づる]三冊を選書しました。



わたしはイモムシ

わたしはイモムシ
桃山鈴子
黒地に縞模様のマントを羽織った異星人のよう、ヒメノコメエダシャクの幼虫らしいけど……つづきは【多読ジム×工作舎】

蟲虫双紙

蟲虫双紙
福井栄一
カバーには大正時代の絵葉書「虫売り」。その看板の絵文字は松虫・鈴虫・轡虫……つづきは【多読ジム×工作舎】

ガラス蜘蛛

ガラス蜘蛛
モーリス・メーテルリンク
メーテルリンク70歳のとき、銀色の蜘蛛との再会をきっかけに幼少期の記憶を辿って……つづきは【多読ジム×工作舎】



田辺の解説全文は【多読ジム×工作舎】でお読みください。松岡さんと田辺の出会い、千夜千冊に何度も登場した田辺のことも綴られています。貴重な『遊』時代の写真も。

ちなみにこの記事を書いた金宗代さんもメーテルリンクのファンで、三冊筋プレス[青の三冊](season09・冬)で『青い鳥』や『花の知恵』をはじめとしたメーテルリンクの世界を綴っています。『ガラス蜘蛛』の箇所を引用します。

…生地のガンで過ごした少年時代を懐かしく回想した短いエッセイなのだが、最晩年にして最年少を綴る凄味を感じることができる。人生の最後にもう一度、「青」を持ち出すことでノヴァーリスへの最高のリスペクトを示したのであろう。…

ぜひお読みください。




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