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大ザッパ論[詳細]

目次フランク・ザッパについて著者紹介関連図書書評著者メッセージ





■目次より

1章 先端録音技術の応用——『スタジオ・タン』(1978)
第2章 視覚効果への親近性——『スリープ・ダート』(1979)
第3章 継続するオーケストラ作品制作——『オーケストラル・フェイヴァリッツ』(1979)
第4章 ライヴ・レコーディングの可能性追究——『ザッパ・イン・ニューヨーク』(1978)
第5章 録音素材の蓄積とその編集制作——『バーント・ウィーニー・サンドウィッチ』(1970)
第6章 参加ミュージシャンの個性活用——『ロキシー・アンド・エルスウェア』(1974)
第7章 辛辣な社会批評の視点——『たどり着くのが遅すぎて溺れる魔女を救えなかった船』(1982)
第8章 作曲による現代性の提示——『ザ・パーフェクト・ストレンジャー』(1984)
第9章 18世紀音楽の発掘と再現——『フランチェスコ・ザッパ』(1984)
第10章 ジャケットに込めた主張——『ユートピアから来た男』(1983)
第11章 新コンセプトによるライヴ・アルバム構成——『ザ・ベスト・バンド』(1991)
第12章 旧楽曲のヴァリアント創作——『ジャズ・ノイズ』(1991)
第13章 政治と宗教のミュージカル化——『ブロードウェイ・ザ・ハードウェイ』(1988)
第14章 ユーモアによる音楽空間の拡張——『音楽とユーモア』(1986)
第15章 『ザ・イエロー・シャーク』初演鑑賞紀行(1992)
第16章 境界を越えた現代音楽の創造——『ザ・イエロー・シャーク』(1993)
参考文献/人名索引/フランク・ザッパの曲名索引/公式発売ディスコグラフィ



■フランク・ザッパについて

1940年12月21日アメリカに生まれる。66年レコード・デビュー。
ほぼ毎年の数ヵ月にわたるコンサート・ツアーのかたわら、自ら作詞作曲指揮、ギター演奏などをして、生涯60近いロックやジャズ、現代音楽などを包括したアルバムを発表した。93年12月4日、ガンのため52歳で死去。
ロックにジャンル分けされがちだが、近年現代音楽畑での評価が高い。
1998年秋、現代音楽演奏で著名なアンサンブル・モデルンの来日コンサートに行った安原顯氏が、ザッパ曲にぶっとんだという記事(図書新聞)を読まれた方もいるのでは。



■著者紹介:大山甲日 (おおやま・こうじつ)

1951年、大阪市生まれ。脱サラし、京都で友禅染師となる。
72年ザッパを初めて聴き、アルバムを買い集める。概論執筆活動は、83年、当時の日本盤解説書に、「ある熱烈なファンからの投稿」として掲載された「大ザッパ大雑把論」が皮切り。その後、多くのCD解説を手掛ける。本書は、それらをもとに大幅に加筆したザッパ研究の集大成である。
切り絵作家として独自の境地を開き、webにて公開中。 大山甲日公式サイト




■関連図書(表示価格は税別)

  • 大ザッパ論2 鬼才音楽家の足跡1967-1974 大山甲日 5500円
  • めかくしジュークボックス ザ・ワイアー=編/2900円
  • ドラム・マジック ミッキー・ハート 2500円
  • 音楽の霊性 ピーター・バスティアン 2500円



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