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福祉正々堂々[詳細]

目次著者紹介関連図書


思いやる心が時代を変える!




■目次より

第1章 夢は、「揺りかごから墓場まで」の福祉
    臆病な人生に、どれほどの夢があるか!
    夢は「揺りかごから墓場まで」の福祉
    私の度胸を育んだ極貧の少年時代
    ある出逢い、そして県庁職員への道
    高齢者福祉政策を掲げ、県議に立候補
    高齢者福祉施設設計までの多事多難
第2章 力尽くさずして挫けることを、私は拒否する!
    変革する意欲そして社会の不正と闘う勇気
    「力尽くさずして挫けることを拒否する!」と叫んだ若者たち
    才能が認められないと嘆く前に、もっと自己変革を!
    田んぼのなかで作業しながら聞いた安保闘争の記憶
    「福祉」は、新時代の表舞台に上がる主役だ!
    「みずうみ保育園」起工式の火の感動
第3章 「ユニバーサルデザイン」は形ではなく、心だ!
    「バリアフリー」と「ユニバーサルデザイン」について
    理想の「環境デザイン」を「みずうみ」の施設につくる!
    福祉社会の真実の姿が、ここにある
    地方分権でなければ日本はダメになる!
    組織スタッフのモチベーションをいかに高めるか
    私が「みずうみソフトボールチーム」を組織した理由
    ソフトボールの交流試合から得た五つの教訓
    いまほど「ひたむきさ」が問われる時代はない
    ギリシャの哲学者ディオゲネスの寓話が語るもの
    人がつくる社会じゃないか、心のつながりを失ってどうする!
第4章 身障者運動のキーワードは、「自立」と「参加」
    昭和と平成の時代を命がけでつくってきたお年寄りたち
    若者たちが胸を張って「福祉」を誇れる国にしよう
    身障者運動のキーワードは「自立」と「社会参加」
    「普通」で「あたりまえ」の生活ができる、これがノーマリゼーション
    拳の震えをこらえて聞いた土屋竜一さんの講演
    「幸せは待っていても向こうから歩いてきてはくれない」
第5章 福祉社会は、あらゆる差別を許さない!
    「みずうみ」には「福祉の大久保彦左衛門」がいるという話
    絶対にあきらめない意志の力が行政を動かした
    「差別じゃないか、そんなことがまかり通っていいのか!」
    九一歳でいまなお現役を貫く日野原重明さんにお会いした感動
第6章 遥かな「介護の道」を、二人三脚で進もう!
    「みずうみ」のヒューマンリソースをつくる事務長の役割
    人生を二人三脚で切り開いてきた副理事長
    いつもいつも直球勝負、変化球勝負の苦手な男の夢
    乳幼児教育のあるべき形をズバリと語ったみずうみ保育園長
    「みずうみ保育園」と愛子内親王は誕生日が同じ 
    「介護の道」は、日々新たなり
第7章 「みずうみ」の五つの「苑」の物語
    特別養護老人ホーム「うぐいす苑」
    ケアハウス「はなうみ苑」
    老人短期入所施設「すまいる苑」
    特別養護老人ホーム「はくろく苑」
    身体障害者療護施設「シリウス苑」
第8章 「在宅介護」---福祉の最前線は、いま
    介護保険の見直しで「在宅重視」方針が打ち出された背景
    三つのセンターと二つのステーションがつくる「介護のマトリックス」
    法吉デイサービスセンター——0人の利用者は和気藹々
    すまいるデイサービスセンター——自立度判定基準〓の痴呆性老人をケア
    訪問看護ステーション——350家庭を8名の看護士が看護ケア
    訪問介護ステーション——24名のホームヘルパーによる生活介護と身体介護
    みずうみ研修部——福祉の理想に燃えた人づくり構想
証言構成
「みずうみ」を支える人々

岩本君こそ私の恩師  井上一夫先生
いつも「みずうみ」職員のつもりで  福間研次(FUKUMA設計所長)
「介護」はまさに、チームプレー!  福村勇二(「みずうみ」評議員)
走り続ける夫の傍らで  岩本徳子(「みずうみ」副理事長)
父の背中  岩本雅之(「みずうみ」事務長)
真の福祉サービスとは何か  井筒清一郎(「はくろく苑」苑長)
美味しかったと言われる喜びをかみしめて  宇山正美(調理部長)
父への応援歌  勝部由紀子(「みずうみ」秘書課)
「訪問介護」の喜び  木田恵子(訪問看護ステーション所長
人間の尊厳を追求して  杉村由紀子(在宅部長)
みずうみとの出逢い  洲浜公実(「すまいる苑」苑長)
心の琴線に触れる教育を  伊達美枝子(研修部長)
ダブル成人式の挑戦  舟木明美(「みずうみ保育園」園長)
一会一生  宮原順子(「うぐいす苑」苑長)
身体障害者とのふれあい  吉川智津緒(「シリウス苑」苑長)



■著者紹介:岩本久人 (いわもと・ひさと)

1943年、島根県浜田市生まれ。島根県庁議員を経て、1979年県議会議員初当選、3期を務める。1989年には、参議院議員に当選、地方行政委員長として地方分権推進に尽力。1985年、社会福祉法人「みずうみ」設立し、翌年に特別養護老人ホーム「うぐいす苑」開設。その後、ケアハウス「はなうみ苑」(1993)、老人短期入所施設「すまいる苑」(1999)、特別養護老人ホーム「はくろく苑」(2001)、「みずうみ保育園」(2002)を開設する。現在、社会福祉法人「みずうみ」理事長。
著書に『地方分権でなければ日本はダメになる』(ダイヤモンド社)、『介護を生きる』(工作舎)などがある。




■関連図書(表示価格は税別)

  • 介護を生きる 高齢者福祉20年の現場から  岩本久人 2000円
  • 子宮癌のおかげです 女弁護士の全摘57日間の記録  渥美雅子 1400円
  • この世の去り方 末期患者と家族の選択  J・アーロンハイム他 2500円
  • 危険な病気対策マニュアル  海外旅行必携  祢津加奈子 1300円






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