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NASA/トレック[詳細]

目次著者紹介


NASAおたくと『スター・トレック』やおいの野望

NASAは女性宇宙飛行士に何をしたのか?(註1)
女性たちの手によるカークとスポックの
ホモ・エロ小説は何を意味するのか?(註2)
現実の「宇宙旅行」を推進するNASAと、架空の「宇宙旅行」をつむぎだす『スター・トレック』とが混じりあって生まれた、新しいポピュラー・カルチャー「NASA/トレック」を通して、科学、テクノロジーと性の意味を問う!



註1:悲劇のスペース・シャトル「チャレンジャー」の女性乗組員マコーリフにかかわるブラック・ジョーク
 宇宙飛行士クリスタ・マコーリフの最後の言葉は?
 ——ねえ、このボタンはなに?

註2:『スター・トレック』ファンの手紙キャンペーンのおかげで、初のスペース・シャトルの名前が「エンタープライズ」になった。



■目次より

プロローグ ポピュラー・サイエンス
 ポピュラー・サイエンスは科学ではない?
第一部 NASA神話の光と影
 NASAと『スター・トレック』の相互浸透/「チャレンジャー」のブラック・ジョーク/
 宇宙に女性の場所はないのか?/
第二部 もうひとつの『スター・トレック』
 トッレク・ファンたちの世界観/アングラ・ポルノ=スラッシュ・ライティング/
 未来の男たち、カークとスポックのセックス/
エピローグ ポピュラー・セックス



■著者紹介:コンスタンス・ペンリー Constance Penley

フェミニズム・SF・映画評論家。カリフォルニア大学サンタ・バーバラ校教授。雑誌『カメラ・オブスクラ』の責任編集者。カルチュラル・スタディーズの旗手。







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