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オテサーネク[詳細]

目次著者紹介関連図書


シュヴェンクマイエル映画、ストーリーブック

多くの健全な人々はこの作品をブラックユーモア溢れるファンタジー、もしくは異色のホラーとして愉しむのでせう。しかし、僕を含め、一部の限られた人たちのとってこの寓意的な作品世界は認めたくないが現実なのです。

嶽本野ばら(作家・エッセイスト)




■目次より

 『オテサーネク』——物語とシーン

 

cast+staff
 キャスト+スタッフ
プロフィール
interview
 「神話、メディア、触覚」——ヤン・シュヴァンクマイエル
 「オテサーネクの種」——エヴァ・シュヴァンクマイエロヴァー
 「チェコの映像世界から」——ヤロミール・カリスタ
 「お前も食ってやる……」——ヴェロニカ・ジルコヴァー
books+video
 シュヴァンクマイエルの本とビデオ



■著者紹介:ヤン・シュヴァンクマイエル Jan SVANKMAJAER

1934年9月4日、プラハ生まれ。芸術高等学校映像学科、チェコ国立芸術アカデミー演劇学部人形劇科を卒業。両校での経験がその後の創作活動の方向性を決定づける。シュヴァンクマイエルは、映画も映像技術も専門的には勉強していない。ラテルナ・マギカに入り、映画製作や映像トリックを実践。1964年には、クラートキー・フィルム・プラハで初の映画製作を開始する。一方で映画媒体の枠を越え、1950年代末以降は、独自の表現方法を開拓、「文学としての脚本」や「触覚の詩」などのほか、シュルレアリストとして多彩な美術作品を制作する。理論的な活動は触覚や想像力といった現象の解明に向けられている。ヤン・シュヴァンクマイエルの豊かな想像力、そして創作者としての個性を決定する位相を形づくっているのは、非日常的な感性や鋭い批評眼と融合した、冒涜的なブラックユーモアや滑稽の原理である。映画作品として、『アッシャー家の崩壊』『アリス』『ファウスト』『悦楽共犯者』等多数がある。

映画『オテサーネク』に関しては配給元レン コーポレーションへ。



■関連図書(表示価格は税別)

【触覚の魔術師 シュヴァンクマイエル関連図書】
  • シュヴァンクマイエルの世界 国書刊行会 3000円
  • シュヴァンクマイエルの博物館 国書刊行会 3800円
  • 夜想2マイナス創刊号 特集シュヴァンクマイエル ステュディオ・パラボリカ 1500円 

    【工作舎のヴィジュアル関連図書】
  • ムットーニ・カフェ  武藤政彦 2900円
  • メランコリー・ベイビー  高泉淳子+ムットーニ=オートマタ制作 1500円
  • フォトモ  非ユークリッド写真連盟 2800円
  • 101本の緑の物語工作舎編 970円



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