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蜃気楼文明 [詳細]

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■目次より

まえがき
蜃気楼◎非現実すれすれの現実
ナスカ◎蜃気楼の絵本
カルナック◎来世への門
文明の源、蜃気楼宗教

第1章 沙漠の絵本
沙漠絵師たちの墓/ナスカ文化の源泉/首狩りの文化/ナスカの謎解き/地平線に目をやると

第2章 蜃気楼がつくる魔法の世界
蜃気楼はなぜ現れるのか/モーセと紅海の奇跡/幽霊船——空飛ぶオランダ船/嵐も前の静けさ/人魚グニラの伝説/スキュラとカリュブディスの謎/エリックは何をみたのか/極地の闇に差し込む太陽/太陽を呑む巨魚/メッシナ海峡の奇跡/ヴェーゲナーの知られざる業績

第3章 古い伝承と蜃気楼
海の妖怪のルーツ/小人族ヴェネディガーの空飛ぶ秘術/世界の果てのテューレ/幻のセント・ブランドン島/蜃気楼の農作業暦

第4章 神託の地ナスカ  
沙漠の水貯/パンパに浮かぶ神々/エルニーニョとアンデスの雨/沙漠の儀式/パラカスの燭台/謎の鳥人

第5章 テオティワカンの羽蛇  
カラコルとトゥーラ/低湿地のラベンタ遺跡/ケツァコアトル信仰の布教者たち

第6章 ティアワナコとイースター島  
海の泡から生まれたヴィラコチャ/天をにらむイースター島/「髭のある神」が歩んだ道

第7章 カルナック巨石群  
魂の通り穴/天空への恐れ/天文観測所説への疑問/蜃気楼の照準棒「エル・グラー」/ロクマリア=死者の場所/天国へのスプリングボード/来世のながめ

第8章 ブルターニュの葬礼  
アーサー王伝説/悠久を生きるドルイド僧/第五の元素。ヌウィヴィル

第9章 ストーンヘンジ  
来世への門/地平の月/石の神殿に降臨するアポロン

第10章 6000年前の人々  
波から生まれた神マナナン/ドルイドの神ケルヌノス/黒のマドンナ/石器人のメッセージ/神託の地ガヴリニス/マルタと幻の島

第11章 メソポタミアの地へ  
シュメールの神殿/知恵は海から/バビロンの赤い竜/「メー」の謎/ノアの方舟

第12章 ナイルとピラミッド  
葬礼を飾る羽と蛇/クアジェトとネクベト/来世へ昇る階段/空に浮かぶ神殿/豊穣の神ベス/死は「カー」との出会い

第13章 源流をたずねる  
魔女伝説/ラスコーの壁画

終章 古代をつらぬく蜃気楼宗教  
蜃気楼文明の共通点/キリスト教の中に残る蜃気楼哲学/アトランティスとは




■ここがおもしろい!

95年、テレビ東京30周年記念特番『蜃気楼の王国』として映像化され、大きな話題をよんだ。




■著者紹介:ヘルムート・トリブッチ Helmut Tributsch

1943年生まれ。ドイツ・ベルリン自由大学教授と国立ハーン・マイトナー研究所研究官を兼務。太陽エネルギーの化学的変換の分野では世界の第一人者。一般向け著書には、この他に、生命35億年のハイテクを紹介した『動物たちの生きる知恵』(工作舎)、動物の震前異常行動を科学的に考察した『動物は地震を予知する』(朝日選書)など計5冊。




■古代文明の謎を追う関連図書

蜃気楼の楽園 H・トリブッチ 工作舎 3200円
・神々の指紋(上・下) グラハム・ハンコック 翔泳社 各1456円
・神々の指紋(上・下) グラハム・ハンコック 小学館文庫 
・オリオン・ミステリー R・ボーヴァルほか NHK出版 2330円
・神々の声 ロバート・ショックほか 飛鳥新社 1700円
・知の起源 ロバート・テンプル 角川春樹事務所 2600円
・大地の記憶  ポール・デヴェルー 青土社 3400円
・謎の古代文明 C・ベルリッツ 紀伊國屋書店 2200円




■書評

週刊文春2000年3/16号 立花隆氏、「私の読書日記」で『蜃気楼文明』を読む
「蜃気楼という視点に虚をつかれた」




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