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(よみがえ)る戦艦大和 [詳細]

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超リアル体験! 大和乗艦

太平洋戦争直前、世界最強の戦艦として誕生しながらも、
華々しい戦果を上げることなく沈んだ悲劇の戦艦大和。
しかし、その実像は多くの謎に包まれている。

戦後、残された資料と関係者証言をもとに
日本海軍艦艇模型保存会の河井登喜夫氏が製作した
戦艦大和の超精密100分の1スケールモデルは、
資料として、かつ芸術として世界最高の作品。

この100分の1スケールモデルを特殊カメラを用いて撮影した、
大和に乗艦しているかのような臨場感あふれる写真集。
また、タイタニック探索チームによる潜水調査ドキュメントも
巻頭ページでいち早く紹介。
幻の雑誌『聯合艦隊』も復刻収録。

あ り し 日 の 戦 艦 大 和 が、 今 こ こ に 甦 る。




■目次・内容より

・プロローグ 1999年8月—海底の「大和」 テレビ朝日「大和プロジェクト'99」より
タイタニック探索に成功したサルベージ船「オーシャンボイジャー号」のクルーが、戦艦大和の探索に挑んだテレビ朝日の「大和プロジェクト'99」の協力を得て、同行したプロデューサーのレポートと写真(デジタルカメラ撮影)を基に、海底に沈んだ戦艦大和の探索記録を構成。
・戦艦大和1/100スケールモデル特写
河井登喜夫氏製作の1/100スケールモデル戦艦大和を、工業用建築スコープカメラにてクローズアップ撮影。細部まで入念に作り込まれた超精密模型だからこそ可能となった。
・戦艦大和20の謎
最高級の軍事機密として建造され、戦時中は国民に一切その存在を知られることのなかった大和。終戦の混乱の中、多くの資料は失われたが、戦後多くの研究家が「幻の巨大戦艦」の実像を追い求めてきた。今なお謎に包まれた大和を20のテーマから解読する。
・巨船の造波抵抗を小さくしたバルバスバウの形状は?
・艦底が赤く塗られていたという常識にウソはないか?
・まぼろしの48センチ砲はなぜ採用されなかったのか?
・気密構造になっていた前部艦橋は安全だったのか?  など
・『聯合艦隊』1/100戦艦大和関連資料
日本海軍艦艇模型保存会の会誌『聯合艦隊』は、河井登喜夫氏を中心に、全国の艦艇モデラーたちの情報交換の場として、かつ作品発表の場として、全100号が刊行(1979-97年)。同誌から、1/100戦艦大和製作に関する考察や河井氏の模型製作のこだわりについて書かれた部分をオリジナルのまま復刻。




■監修者紹介:河井登喜夫(かわい・ときお)

大正12年生まれ。日本海軍艦艇模型保存会代表。艦船模型の第一人者として、徹底した資料調査をもとに旧日本海軍の戦艦、巡洋艦、駆逐艦の復元模型を多数製作。特に「大和」の模型に関しては、50分の1、100分の1、200分の1のスケールモデルを製作し、大和資料の専門家としても知られる。平成11年11月永眠。本書が遺作となった。




■関連情報

海底に眠る戦艦大和が54年振りに姿を現わした・・・

99年夏、船首の菊の紋章、世界最大の主砲塔、スクリューなどの映像が 「ニュースステーション」や朝日新聞で連日報道され、話題を集めた。この潜水調査「大和プロジェクト99」はテレビ朝日が開局40周年記念として総力をあげて推進し、10月には特別番組『よみがえる戦艦大和』として放映。ゲストの立花隆氏や松本零士氏の涙が、大反響をよんだ。




■戦記もの関連図書

幻のクーデター 二・二六事件前史 猪又明正/2500円




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