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音楽運動療法で回復した井上智史君

トランポリンを跳ぶ井上智史君
1993年、19歳のときに野田燎と出会い、音楽運動療法を開始。6か月ほどで音楽に合わせてトランポリンが跳べるようになり、ひとりで歩けるようになる。(『音楽運動療法入門』より)

9月9日夜9時から放送のフジテレビ「ザ・ベストハウス123」は、「茂木ナイト」2時間スペシャル。茂木健一郎さんのプレゼンで、『脳科学と芸術』の執筆者のひとり、野田燎さんが登場します。

音楽運動療法という、トランポリンの上下運動と、音楽の生演奏で、脳障害の画期的な治療法を開発・実践されてきた野田さん。その治療で脳が甦った井上智史君のようすが紹介されます。しかも11月初めには野田さんの新刊『音楽運動療法入門』を刊行予定。どうぞご期待ください。

介助なしでは座ることもできない書字練習をはじめる
左:9歳のころ。四肢の麻痺があり介助なしでは座ることもできない。/右:1994年9月、井上の「い」および「の」の書字練習をはじめる。95年8月には「いのうえともふみ」と書けるようになる
通常本2shelfの本
左:21歳、書画を描き始める。 /右:22歳から絵画教室に通い始め、絵画展を開くまでに才能を伸ばした。(画像は最後の1点をのぞき『音楽運動療法入門』より)

*茂木健一郎さんのブログ「クオリア日記」にも取材のようすが紹介されています。 >>>

*茂木さんプレゼンの2位は左手のピアニスト、舘野泉さんも、『脳科学と芸術』の執筆者のひとり。ステージ上で倒れ右半身不随になりながらも再起するまでを綴っています(目次参照)。この『脳科学と芸術』は、総勢31名の脳科学者とアーティストによる考察を集め、高い評価をいただいています。






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