工作舎ロゴ 田中泯さん、朝日新聞「いじめを見ている君へ」


田中泯さん、7/20 朝日新聞
「いじめを見ている君へ」が話題!

田中泯さん、朝日新聞「いじめを見ている君へ」

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いじめ問題が深刻化する中で、朝日新聞が一面で「いじめと君」シリーズを連載している。タレントや識者が、「いじめられている君へ」「いじめている君へ」「いじめを見ている君へ」メッセージを送るもの。中でも7/20(金)田中泯さんの「いじめを見ている君へ」への反響がすこぶる大きい。

「最初に断っておくが、いじめは子どもの責任じゃない。大人の責任だ。子どもはきょろきょろ大人を眺め、大人のまねをしているに過ぎない」と、泯さんは冒頭からガツンとくる言葉を投げる。

「君は親や先生や友達の前ではカッコよくふるまうだろう。でも、周囲に知人がいない孤独なときにこそ、カッコよく生きてほしい。僕が思う「カッコいい」の意味は、自分の生きている理由を自分で考え、自分の意思で行動できることだ。

孤独なときに考えてごらん。今の自分がカッコいいかどうか。どんな大人になりたいのか。進学先や就職といったちっちゃな話じゃないぜ。いじめられている友達の顔も思い浮かべてごらん。そこで考えた結論が、「大人の君」を決定づけるかもしれない」。

大人が叱れなくなった現代、泯さんの言葉は厳しく、そして懐が深い。twitterやfacebookには共感する声、声、声! facebookのおすすめが1万にせまる勢いと、この連載で随一の反響となった。
タイトルは「今の自分、カッコいいか」。全文はこちら| 朝日新聞デジタル「いじめを見ている君へ」田中泯さん

田中泯という存在が気になった人は、ぜひエッセイ『僕はずっと裸だった』を読んでほしい。裸体を衣装として選んだ踊りの日々、幼い日のからだの感覚、白州での野良仕事…話題はインプロヴィゼーションさながらにあちらこちらにとぶが、全編からカラダと対峙する真摯な姿勢が伝わり、だからこそこのような力強い言葉を発するのだとわかるだろう。



僕はずっと裸だった
田中泯=著 『僕はずっと裸だった』 税込価格 2415円
田中泯+岡田正人=著 『田中泯 海やまのあひだ』 税込価格 9450円


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