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青山ブックセンター六本木店
『江戸博物文庫』刊行記念ブックフェア


2017年1月の新刊『江戸博物文庫 鳥の巻』『江戸博物文庫 花草(かそう)の巻』はもうじき1月30日頃に主要書店に並ぶ予定です。

これに先立ち、青山ブックセンター六本木店にて1月23日より『江戸博物文庫』刊行記念ブックフェア「花鳥の美に遊ぶ」がはじまりました。
好評のためロングラン開催となった2014年年末の「にほんの本、ニッポンの本。」フェア、2015年年末の「にほんのかたちをよむ100冊」フェア同様、工作舎編集長・米澤敬が江戸博物関連図書100冊を選書しています。








関連図書100冊は9つのテーマに分かれ、コメントが付されます。その一部をご紹介します。

  • 絵師たちの花鳥
     『目をみはる伊藤若冲の『動植綵絵』』狩野博幸(小学館):『動植綵絵』は、まさに生きとし生けるものの一大曼荼羅である。描く対象によって手法を自在に変えているのも見事。
  • 神か妖怪か
     『本朝幻想文学縁起』荒俣宏(工作舎):日本人の想像力と幻想力を知るための基本書。古典文学を読む目が変わること請け合い。
  • 植物の想像力
     『植物記』牧野富太郎(ちくま学芸文庫):近代植物学の第一人者の牧野は、その一方で、江戸本草学の伝統の継承者でもある。そしてさらに民俗学者でさえあった。
  • 空と水の住人たち
  • 花暦
  • 虫と貝と菌
     『南方熊楠 菌類図譜』ワタリウム美術館 編集(新潮社):近代日本の博物学の巨人による手書きの図譜。熊楠を読むなら、岩波文庫の「十二支考」がお勧め。
  • 歴史動物園
     『享保十四年、象、江戸へゆく』和田 実(岩田書院):江戸の人びとにとって「象」はれっきとした怪獣だった。はじめて実物を前にした衝撃は、現代人の予想を超える。
  • 博物学と日本
  • 博物文学誌

    主役の『江戸博物文庫 鳥の巻』『江戸博物文庫 花草の巻』は先行発売。この2冊をお買い上げの方には工作舎オリジナルデザインのカードとしおりの特典が付きます。さらに、僅少本の荒俣宏『大博物学時代』『本朝幻想文学縁起』伊藤清司監修『怪奇鳥獣図巻』も特別販売。100冊の選書とコメントを収録した小冊子も無料配布中です。ぜひお出掛けください。



    江戸博物文庫 鳥の巻
    『江戸博物文庫 鳥の巻』

    定価 本体1600円+税
    江戸博物文庫 花草の巻
    『江戸博物文庫 花草の巻』

    定価 本体1600円+税



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