工作舎ロゴ [今週の1枚]


『江戸博物文庫』、
ダ・ヴィンチ「ひとめ惚れ大賞」

ダ・ヴィンチ2017年11月号「ひとめ惚れ大賞」『江戸博物文庫』

ダ・ヴィンチ2017年11月号(10月6日発売)の人気連載「この本にひとめ惚れ」で、『江戸博物文庫』シリーズ4冊が「ひとめ惚れ大賞」に選ばれました。

選考評は
・純粋に「本」として素晴らしく、手元に置いておきたい。自然を見る目が変わる(コルク代表の佐渡島康平さん)
・日本的な色使いがとてもすてき。博物画はもともと好きなので惹かれる!(アートディレクターの吉田ユニさん)
・動物・植物の姿を「絵」にしているわけだが、ありのままの「写真」とは異なる描き手の解釈・取捨選択が非常に面白い。美しく、そしてどこかユーモラス!/写実とデザインの間を行くような鮮やかな絵の数々に、目を奪われる。(ダ・ヴィンチ編集長・関口靖彦さん)
どうもありがとうございました!

4冊のカラー写真とともに、担当編集者の米澤敬のインタビューが掲載されています。「日本の博物画って、西洋のそれとはまた違う独特の味わいがあって面白いんですよ。たとえば西洋の博物画は基本的に「完璧な状態のもの」を「きっちり」描いているのですが、日本の博物画は描き手が見たありのままの姿を描いていたりする。植物の葉がちょっと朽ちていたり、魚のウロコが取れていたり、生き物の病気の部分なんかもそのまま描いていたり。そういったものにも価値を置く美の許容範囲の広さは、日本ならではですよね。…(後略)」







ALL RIGHTS RESERVED. © 工作舎 kousakusha