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6月の新刊 『俯瞰する知—原島博講義録シリーズ』巻6

歴史から現代を視る



『俯瞰する知 巻6』帯

6月の新刊は、『俯瞰する知—原島博講義録シリーズ』巻6「歴史から現代を視る」です。

地球規模で人類の行く末を案じる必読書
……出口治明(立命館アジア太平洋大学名誉教授)

戦果が絶えず、めまぐるしく動く世界情勢。
いまは歴史の転換期なのか。
これまでの世界の長い歴史をひも解けば、
そこから視えてくることがあるはず。
なぜなら、歴史はくり返す「歴史は韻を踏む」から。
百年単位、数百年単位での歴史の韻を見つけて、
さらには西洋・東洋にくわえて「中洋史」を学び直し、
気候変動と民族移動から人類の未来を探る。
混迷の時代だからこそ、地球規模の視点での俯瞰知を!

A5判変型ソフトカバー、328頁、定価 本体3200円+税、2026年6月下旬発売予定。
『俯瞰する知—原島博講義録シリーズ』 全巻構成はこちら

      


■目次より

はじめに

[第 I 部]  いまは歴史の転換期

第1講 アメリカの盛衰—歴史にいま何が起きているのか

1 まずはアメリカの歴史を知る
2 二度の世界大戦でアメリカの時代となった
3 東西冷戦が終わってグローバル化
4 そしてアメリカのいま
5 そこにトランプが登場した
6 まとめ—アメリカが象徴する時代は何だったのか

第2講 覇権の世界史—盛者必衰の帝国の歴史を探る

1 覇権の世界史を概観する[1]—古代と中世—
2 覇権の世界史を概観する[2]—近世—
3 覇権の世界史を概観する[3]—近代—
4 改めて覇権とは何かを考える
5 世界の覇権はこれからどうなるのか
6 まとめ—栄枯盛衰の覇権の歴史は続く

第3講 分断の時代に民主主義とは何かを考える

1 まずは民主主義について
2 民主主義の歴史
3 民主主義を支えた思想
4 ここで少しだけ資本主義の動きも
5 改めて民主主義とは何か
6 近代における民主主義の危機
7 ポピュリズムとは何か
8 まとめ—民主主義とは辛抱強く付き合う以外にない

第4講 歴史の転換期に目が離せない中東とロシア

1 中東という地域を知ろう
2 中東の歴史を大急ぎで[1]—まずは近世まで—
3 中東の歴史を大急ぎで[2]—翻弄された近代以降—
4 中東の歴史を大急ぎで[3]—そして混迷の現代へ—
5 中東混迷の背後に何があったのか
6 ロシアの歴史を大急ぎで[1]—ロシア革命以前—
7 ロシアの歴史を大急ぎで[2]—ロシア革命以降—
8 改めてロシアという国を考える
9 まとめ—21世紀は多極化の時代

[第 II 部] 歴史は韻を踏むのか

第5講 よく似ている長い19世紀と長い20世紀

1 歴史には法則があるのか
2 まず気になったこと 100年前といまが似ている
3 近代の歴史をどう区切るか
4 イギリスが覇権を握った長い19世紀
5 アメリカが覇権を握った長い20世紀
6 長い20世紀は長い19世紀の韻を踏んでいるのか
7 歴史はこれからどうなるのか
8 まとめ—歴史のさらなる俯瞰へ向けて

第6講 近代という時代の終わりにこれからの21世紀を考える

1 いま我々はどのような時代にいるのか
2 まずは中世後半の300年
3 成長と拡大の近世の300年
4 そして近代の300年
5 歴史は300年単位で韻を踏んでいる
6 21世紀に近代が終わる?
7 まとめ—いまこそ未来を見据えて準備する時代

[第 III 部] 歴史を地球規模で横断的に俯瞰する

第7講 歴史から抜け落ちていた中央ユーラシアの中洋史

1 歴史をユーラシア史として俯瞰する
2 中洋史の舞台となった中央ユーラシア
3 中央ユーラシア遊牧民の歴史
4 遊牧民は周辺の地域の歴史にもかかわった
5 まとめ—中洋史から西と東を横断する地球史へ

第8講 気候変動と民族移動から視る人類の歴史

1 地球の気候変動と民族移動から歴史を視る
2 文明が発祥した先史時代と王朝が交代した古代
3 民族大移動から始まった中世
4 西と東でそれぞれの歴史を歩んだ近世と近代
5 民族大移動から数千年にわたる歴史もあった
6 遠くない将来に民族大移動
7 まとめ—歴史を諦めたくない 模索は続く

おわりに



■著者紹介:原島 博(はらしま・ひろし)

東京大学名誉教授。2009年3月に東京大学を定年退職。東日本大震災直後の2011年6月から個人講演会として原島塾を毎月開催。本書はその講義録である。
人と人の間のコミュニケーションを支える情報工学を専門として、知的通信や感性情報学、空間共有コミュニケーションをの研究をおこなう。顔学にも関心を持ち、1995年には日本顔学会の設立にも関わった。
夢は理系と文系、さらには科学と文化・芸術を融合した新しい学問体系を構築することで、想いを同じくする研究者とともに学際的な「ダ・ヴィンチ科学」へ向けた活動を進めた。その立場から文化庁メディア芸術祭審査委員長・アート部門主査、グッドデザイン賞(Gマーク)審査員などもつとめた。2025年春の叙勲にて瑞宝中綬章を受章。

主な編著書に、『情報と符号の理論』(共著、岩波講座情報科学4 1983)、『人の顔を変えたのは何か』(共著、Kawade夢新書 1996)、『顔学への招待』(岩波科学ライブラリー 1998)、『感性情報学』(監修、工作舎 2004)、『顔の百科事典』(編集委員長、丸善出版 2015)、『信号解析教科書』(コロナ社 2018)、『信号処理教科書』(コロナ社 2018)、『ビジュアル顔の大研究』(監修、丸善出版 2020)など。
原島博 個人ホームページ http://harashima-lab.jp/
HC塾ホームページhttps://hcjuku.wixsite.com/hcjuku







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