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艶暦(つやごよみ)[詳細]

目次 著者紹介関連図書書評



「こころ」と「からだ」おげんきですか?

豊かな経験が育む優しさ、輝くような笑顔。
かさねられてきた時間の厚みに、ふと思いを馳せることはありませんか。
年をとるとは・・・・・
からだの衰えを感じ、不安が増すことも事実です。
しかし、そのひとつひとつに「なぜ?」を発するなら
多様な知恵や方法を見つけ自分らしい選択ができるはず。
「くらし」「からだ」「こころ」
いつまでも「艶やか」にいきいきと力強く、
希望に満ちているためのヒントに出会ってみませんか。




■目次より

●antu(アントゥ)からだ変化表
誕生から高齢期まで、女性のライフステージにそって一生を見渡します。


●艶暦 巻頭対談
いつも積極的にQOL向上を目指し、
ブリリアントに、艶やかに、自分らしく生きましょう。
 本庄英雄 京都府立医科大学附属病院長
 品川由紀子 花王antuプロジェクトリーダー
1. 「清浄解脱三昧」----積極的に、慌てず、真理を見きわめること。
2. 女性たちのQOL向上を目指し、antuの活動も6年目に。
3. おおらかで懐が深い京都、古風な京都人はアクティブでもある。
4. 健康で前向きに生きる「ブリリアントウーマン」の提唱。
5. からだに耳を傾け、きめ細かく語り合えるantuの場づくりを。
6. 女性のための、女性によるケアの発展を応援したい。
7. 年齢をかさねても、広く柔軟にバラエティに富んだ生き方こそが楽しい。


●くらしの艶暦…四季の自然とくらしの知恵
<春>
立春:新しい年に福を呼び込む節分
雨水:漁師が名づけた「春一番」
啓蟄:穢れや災いを「人形」に移して流す「雛祭り」
春分:桜の花を着る江戸時代の小袖
清明:お釈迦様の誕生日「花祭り」
穀雨:源氏物語の紫の上の気品は山桜の気品
<夏>
立夏:端午の節句は女の日?
小満:うっすらと汗もにじむ「薄暑」
芒種:昔も今も虫歯予防デー
夏至:電気を消してスローな夜を
小暑:織姫星と牽牛星のロマンス
大暑:「本日、土用丑の日」江戸のコピーワーク
<秋>
立秋:文月の「てがみアート」
処暑:萩はまさに秋の花
白露:月をめでる 月を祭る
秋分:遊山をかねて墓参り
寒露:菊人形も染井村が原点
霜降:燈火親しむ秋の夜長
<冬>
立冬:七五三はなぜこの季節?
小雪:小春日和に帰り花
大雪:古式ゆかしく子守り神事
冬至:風邪の予防と美肌効果のゆず湯
小寒:橙にも昆布にも願いを込めて
大寒:轟音をあげて逢いにゆく神々のロマンス

●「艶びと」クローズアップ…各方面で活躍中の艶やかな女性に注目

こだわりのポイントが絞られて
どんどん楽に生きられるようになりました。
     ------寺井尚子 ジャズ・ヴァイオリニスト
自分のリズムに、適度な刺激がミックスされて、
艶のある人生を送ることができるのだと思います。
     ------大隅典子 生物学者
「いますべきこと」に全力投球できるなら、
いつか本領を発揮する自分に出会える気がします。
     ------国谷裕子 キャスター
アメリカで日本語を教えた経験が、
コミュニケーションの基礎を築いてくれました。
     ------橘・フクシマ・咲江 会社社長
還暦を過ぎてなお、
日々新しい出会いから刺激を受けています。
     ------石垣昭子 草木染織作家

●ドクターにQ&A…「こころ」と「からだ」の研究者、医師に聞く

更年期女性のうつ病の予防と治療には、
なにはともあれ、十分な休養を。 
    付:こころの声を聞く問診票
     ------加茂登志子 精神科医
エストロゲンが女性の脳に働きかけ
生殖機能や認知・記憶機能に影響を与えます。
     ------田中冨久子 脳科学者
脳にそなわる本来の力が発揮される
生き方のキーワードは「変化」です。
    付:健忘症自己チェックリスト/健忘症自己診断チェック
     ------築山 節 脳神経外科医

ぜったいに我慢しないでください
つらい「痛み」を長引かせないためにも。
     ------半場道子 「痛み」の研究者
からだとくらしを艶やかにする「自然の力」
東洋医学からのヒント 
    からだ効能ツボマップ/春夏秋冬、“艶”回復のためのツボ療法
     ------西條一止 鍼灸医学研究者

花王(株)antuプロジェクトについて/
編集後記

からだ変化表



目次レイアウト


くらしの艶暦<春>レイアウト



くらしの艶暦<夏>レイアウト



国谷裕子



傷みの医療レイアウト



■編者紹介:花王antuプロジェクト

「太陽」を意味するチリ先住民の言葉「antu(アントゥ)」。花王antuプロジェクトは、太陽=女性=生命というつながりを今に回復することを願って2001年から活動をスタート。成熟した女性たちが健康で美しく艶やかに生きるためのサポーターでありたいと、「くらし・からだ・こころ」のそれぞれをテーマに、ワークショップやセミナーなどを開催。女性のQOL(Quality of Life 生活の質)の向上を目ざして、さまざまな提案を発信。2008年プロジェクト終了。

antuロゴ




■関連図書(表示価格は税別)

  • 宇宙を叩く  火焔太鼓・曼荼羅・アジアの響き 杉浦康平 3600円
  • ジメトリック・アート  カスパー・シュワーベ+石黒敦彦/杉浦康平造本 3900円
  • ムットーニ・カフェ  ムットーニ 2900円
  • 101本の緑の物語  工作舎=編 970円
  • てがみアート  小倉ゆき子+ファニー・ヴィオレ 3200円
  • 子宮癌のおかげです 女弁護士の全摘57日間の記録  渥美雅子 1400円



  • ■書評

    丸の内・ザ・プレスにインタビュー&紹介
    日経ビジネス アソシエがプロデュースする「丸の内・ザ・プレス」。2006年10月刊行のvol.7に、 antuプロジェクト プロジェクトリーダーの品川由紀子氏がインタビューを受け、『艶暦』や丸の内でのワークショップ「丸の内元気ぷ紹介されました。

    艶やかに歳を重ねる生き方を提案 社内プロジェクトで事業化目指す
    …品川が追求するのは、単にスキンケアやヘアケアなどの新しい商品ブランドを立ち上げるというものではない。「誰でも直面する『加齢』に対して、いつまでも“艶”のある女性であり続けるために、教材の出版や生活習慣を変えるコンサルティングサービスなど、これまでにない新しい価値観も同時に提供していきたい。それが全体として女性を元気にするユニットになれば」。

    ダ・ヴィンチ 2006.10月号 紹介
    …女性が抱える悩みを少しでも軽くしようと努力を重ねた結果うまれたガイドブック。いかに艶やかに歳を重ねるかを丁寧に説き、全ての大人の女性のために選りすぐりの情報とサポート活動を提供する。






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