ロンダ・シービンガー教授、来日講演

科学史の中に隠されていたジェンダー問題をさまざまな角度から浮かび上がらせてきた、スタンフォード大学のロンダ・シービンガー教授が来日され、3月16日（水）JST東京本部にて講演会「性差に基づく新しいイノベーション論～科学におけるジェンダード・イノベーション～」を開きます。また、3月18日（金）九州大学にてシンポジウム「多様性の推進と性差に着目した科学技術革新」を開催。

シービンガー教授の著書は、工作舎から『科学史から消された女性たち』、『女性を弄ぶ博物学』、『ジェンダーは科学を変える!?』、『植物と帝国』の4冊を邦訳しています。翻訳はいずれも科学史家の三重大学・小川眞里子教授。ジェンダーと科学をテーマにした著作も多く、2016年2月に大著『病原菌と国家　ヴィクトリア時代の衛生・科学・政治』を名古屋大学出版会から刊行されたばかりです。18日の九州大シンポジウムには第2部のパネル討論の司会を務められます。

16日の講演会、18日のシンポジウムともに日英同時通訳付、参加無料ですが、事前登録/申し込みが必要です。下記のpdfをご覧ください。

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ロンダ・シービンガー著『植物と帝国』　定価　本体3800円＋税
　　『ジェンダーは科学を変える!?』　定価　本体2600円＋税
　　『女性を弄ぶ博物学』　定価　本体3200円＋税
　　『科学史から消された女性たち』　定価　本体4800円＋税